2019年楽曲10選
皆さん如何お過ごしでしょうか くらおじです
本日は流行りに乗って 2019年楽曲10選といふものを、おじもしてみむとてするなり。
しかし普通に10曲紹介していくと ぼくの文章力では †おもんなさ此処に極まれり† なので 若干のクイズ形式にしてみました
以下のサブタイ一覧からどの曲が来るのか予想してみてね
- ⑴ ブッツッカーツクツクダーツク
- ⑵ シュガーソングとビターステップ
- ⑶ ラララ Love & Joy
- ⑷ おはよう世界
- ⑸ おしゃべりクソメガネの女体化
- ⑹ 今世紀ベストタイアップ賞
- ⑺ 発動
- ⑻ 多国籍MONACA
- ⑼ 隙をみて Dash
- ⑽ 夢の中へ
予想してみました?
では早速 順々に紹介していきましょう
⑴ ブッツッカーツクツクダーツク
KMNZ - OPENING
作詞:C. Yaca 作曲:YACA IN DA HOUSE
(※筆者は自他共に認めるVtuberニワカですが 当文章に関して筆者は一切の責任を負いません)
TLで誰かが紹介してたので聴いてみたらどハマりしちゃったヤツ
KMNZ(けものず)を知らない人たちに説明しておくと何かVtuberみたいなヤツですね(※)
個人的にVtuberって話題曲のカバーしてるか有名な作家たちから楽曲提供を受けてる印象が強かったんですけど(※)
彼女たちは一部楽曲の作詞を担当するくらい音楽への造詣が深いっぽい(というかラップができる時点で明らかに上級者)
軽く説明を交えたとこで楽曲に触れていくと 本楽曲は彼女たちの最新盤 "KMNVERSE" にて一曲目として収録されてます つまり初手ブッツッカーツクツクダーツク
ブッツッカーツクツクダーツクだけ聴いて再生停止しようとしてる其処のオタク 少し待ってほしい
イントロはこんなおふざけ全開みたいな感じだけど 0:21 くらいから本気出してくるので
そんな感じにKMNZのかわいさとカッコよさをフルに発揮してくる1曲目
⑵ シュガーソングとビターステップ
DISH// - ビリビリ☆ルールブック
作詞・作曲:田淵智也
DISH// 『ビリビリ☆ルールブック』MUSIC VIDEO TEASER
全宇宙が『シュガーソングとビターステップのパクリじゃん笑』と指摘することで有名な本楽曲
実際シュガーソングとビターステップの二番煎じという事で駄曲認定してる人間はかなり居そう
けどコレって本当に二番煎じなんでしょうか?
確かにメロディは似てますよね 田淵がお偉いさんに『シュガーソングとビターステップみたいな曲作ってよ笑』って言われたことは容易に想像できます
ただボーカルが違うんですよ
UNISON SQUARE GARDENのボーカルが最早ベテランの域に入ってる斎藤宏介1人なのに対して DISH// はピッチピチの20代4人がボーカルを務めてます
大学生のカラオケを想像すると分かりやすいですかね
大学生4人がカラオケで一緒にシュガーソングとビターステップを歌うとどうなるかというと すごいワチャワチャするんですよね
そんな感じに2曲の間で社交パーティと乱行パーティくらいの棲み分けがされてるのでビリビリ☆はシュガーソングの二番煎じではない(Q.E.D.)
⑶ ラララ Love & Joy
姫坂乃愛 (鬼頭明里) - アタシ カワイイ 宣言!!!
作詞・作曲:法戸祐樹
「私に天使が舞い降りた!」キャラクターソングアルバム 全曲紹介クロスフェード映像!! (1:13~)
Yuki Kimura の Love & Joy って曲覚えてる人います? 歌手名とタイトルでピンと来なくてもようつべで検索かければ聴き覚えのある奴が出てくると思う
で本題なんだけども この曲めっちゃソレに似てません? いや似てるんだよ(断言)
本楽曲 普通に姫坂乃愛 (鬼頭明里) のキャラソンとしてめちゃくちゃ出来がいいんだけど 聴くたびに Love & Joy が頭をよぎって顔がヤバくなるんですよね
まぁお前の言ってることサッパリわかンねぇよという人たちも是非聴いてみてください
⑷ おはよう世界
BURNOUT SYNDROMES - Good Morning World!
作詞・作曲:熊谷和海 編曲:いしわたり淳治 & BURNOUT SYNDROMES
TVアニメ『Dr. STONE』第1クールOPテーマ
BURNOUT SYNDROMES 『Good Morning World!』Music Video(TVアニメ「Dr.STONE」オープニングテーマ)
—— 言葉は不要か ——
尺が余ったのでBURNOUT SYNDROMESのヨロコビノウタを語ろうかな(?)
『BURNOUT SYNDROMESの曲といえば?』と問われた時 皆さんは何て答えます? ぼくは2018年のアルバム "檸檬" に収録されたヨロコビノウタって答えますね
本楽曲 タイトルから何となくわかる通り "歓喜の歌" のオマージュ曲です
歓喜の歌のメロディを大胆にアレンジした伴奏をもとに展開される歌唱は圧巻の一言
歌詞自体も原曲のイメージに合わせて "生命の誕生" という壮大なコンセプトになってます
当然ながらサブスクにあるので Dr. STONEやハイキュー!!から BURNOUT SYNDROMES に興味が湧いてきた人は聴いてみてねん
⑸ おしゃべりクソメガネの女体化
スピラ・スピカ - リライズ
作詞:幹葉 作曲:鈴木静那
配信アニメ『ガンダム ビルドダイバーズ Re:RISE』OPテーマ
アニソン界のおしゃべりクソメガネ オーイシマサヨシの女体化として知られる幹葉(みきは)をボーカルに据えたバンド "スピラ・スピカ" のタイアップ曲
タイアップ先はというと ガンダム ビルドファイターズから始まった "ビルドシリーズ" の最新作にして初の YouTube 配信作である『ガンダム ビルドダイバーズ Re:RISE』(以下 GBDR)
本楽曲の歌詞はGBDRの主人公視点で考えられてる訳だけど 主人公の一人称が『俺』なのに対して本楽曲は一人称が『僕』で統一されてるんです
コレは作詞担当である幹葉のヘマとかそういうのじゃなくて 一人称を『僕』にする事で幹葉が有する優しい声を際立たせると同時に 主人公が持つ『弱さ』を別ベクトルで表現した結果なんですよね 僕っ子ダイスキ。
という事で歌詞に注目してほしい一曲
⑹ 今世紀ベストタイアップ賞
KANA-BOON - ハグルマ
TVアニメ『からくりサーカス』第2クールOPテーマ
KANA-BOON 『ハグルマ』Music Video(short ver.)
一世を風靡 "した" バンド KANA-BOONによる起死回生の一曲
ここ暫くのKANA-BOONは お利口な ロックから距離を置いた曲を連発しての落ちぶれ具合が顕著でした
方向性をミスってファンを激減させるってのは邦ロックで良くあること
そんな中での本楽曲 キメキメのギターリフに対抗せんとばかりに鳴り響くストリングスや終始暴れまくりのドラム 地響きと聴きまごうベース
『俺らがやりたいのやっぱコレだわ!笑』と言わんばかりの生命力に満ち溢れたロックな演奏は非常に心地よいです
更に注目すべきはその歌詞
ラッパが鳴れば着火 様々
待った無しの物語
発車バラバラ 滑車ガラガラ
真っ赤な過去が追いかける
(※赤字と緑字は韻を踏んでいる箇所)
無駄のないフレーズと止まない押韻
オマケにサビのワンフレーズ『咲かすか 枯らすか』には タイアップ先に因んで『サーカスが カラスが』というダブルミーニングが潜んでるんですよ 無敵か?
邦ロックのアニメタイアップといえば 原作を1巻だけ読んで考えたであろうアバウトな歌詞が目立つと思うんですけど 作詞を務める谷口はからくりサーカスの大ファンということで 原作の詳細な情景を想起させるフレーズを溢れんばかりに歌詞へ詰め込んでるんですよね 無敵か?
そんなこんなでタイアップ曲のお手本として教科書に載せられるレベルの1曲です
⑺ 発動
Superfly - 覚醒
作詞・作曲:越智志帆
劇場アニメ『プロメア』挿入歌
発動と覚醒って似てるよね(?)
それを言いたかっただけじゃなくて普通にお勧めの一曲です
この曲 広川恵一 (MONACA) イズムを感じるんですよ個人的に
静寂に重きを置いて音数を限りなく減らす かと言ってショボい伴奏になるわけではなく 1つ1つの音が激しく主張し合うという 大好物ですこういうの
特にサビ頭に来るドラムの一打
『ド゛ゴ゛ォ゛ン゛(゛音゛割゛れ゛)゛』
は主役を張れそうな勢い 越智さんとドラムによるツインボーカル曲だろ(?)
アニソン界にもatsuk◯やM◯RiAといったイケボを有する女性はいるけれど やっぱり邦楽の最前線で鍛え上げた越智さんのイケボは唯一無二だなと感じさせられる楽曲でした
最後にタイアップ先の話になるんですけど 男性オタクたちプロメア観てなさすぎじゃない?
ファンの大半が女性だから勘違いしてるかもだけどBLモノじゃなく普通にTRIGGER製作の おバカ アツい作品ですよ
音楽面で言えば Superfly が手掛ける2曲だけじゃなく澤野弘之による劇伴もつよい
まぁ食わず嫌いする前に一度予告編を観てみて下さい
映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER 5月24日〈金〉全国公開
⑻ 多国籍MONACA
ALI - Wild Side
作詞:Jua・Leo 作曲:ALI
TVアニメ『BEASTARS』OPテーマ
広川恵一すこすこ侍として知られているぼくですがコレばっかりは仕方ない OPの方に軍配が上がる
"ALI"って歌手名だけ見るとLiSAやASCAといった女性シンガーが頭に浮かぶと思うけどバリバリの男性集団です オマケに多国籍で皆んな日本語ペラペラ
んで本楽曲の特徴としてはやはり伴奏とボーカルの『ミスマッチ感』
菅野よう子の Tank! とかを聴いたことある人なら分かってくれると思うんですけど 本楽曲のJazzyな伴奏は明らかに令和元年のソレでは無い古めかしい印象を与えてくる
そんな古めかしい伴奏に日本語と英語の入り混じった気怠げなラップをぶち込んじゃう 無敵か?
これアレじゃね?音楽性の違うアーティストたちが徒党を組んでる感じじゃね?ということでこのサブタイにしました(おもいっきし釣りでごめんね☆)
⑼ 隙をみて Dash
ちく☆たむ - 恋する動物園
作詞・作曲:40mP
ちく☆たむ(築田行子&田村響華)- 『ハイパートライ!』ダイジェスト映像 (0:00~)
けものフレンズ2でおなじみ PPP(ぺぱぷ)から 脱走 派生したユニット "ちく☆たむ" による東武動物公園とのタイアップ曲
作詞・作曲はイナメトオルでおなじみ40mP
令和元年になっても中学時代に推していたボカロP手掛ける最新曲が聴けるというのは感゙謝゙という他ないですね
んで本楽曲 注目すべきはその古臭さ
今の40mPであればもっとオシャンティな曲を繰り出すことが出来るはずなんですが 本楽曲では明らかに作曲力(さっきょくちから)を抑えてます オレでなきゃ見逃しちゃうね
東武動物公園といえば客の大半を占めるのはジジババや子連れということで オシャンティな曲よりもこういった音数の少ない懐メロの方が需要あると踏んだんでしょうね
若干チープゆえに漂う哀愁がクセになる そんな楽曲
⑽ 夢の中へ
「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)
たぶん今日の夜くらい?にお仕事の告知あります、お楽しみに…🙏
— 田中秀和/Hidekazu Tanaka (@MONACA_tanaka) 2019年11月29日
田中秀和の一言を機に議論が繰り広げられた2019/11/29の日中
あるものは秀さんのグラビア写真集発売だといい あるものは秀和のソロデビューだといった そしてその答えは...
【告知】
— 田中秀和/Hidekazu Tanaka (@MONACA_tanaka) 2019年11月29日
PS4® Lineup Music Video「夢の中へ」Winter Mix ft. たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)
井上陽水さんの名曲を元に、田中秀和が楽曲制作を担当させていただきました。
全身全霊で作りました。みなさま是非聴いてください!#PS4https://t.co/OhzyOvuXPRhttps://t.co/pwaKBwj7gK
そう 楽曲提供の告知
グラビア写真集発売でもソロデビューでもなかった
しかしぼくにとってはソレはかなり嬉しい知らせだった 何故ってその告知は以前無限リピしていたPS4® Lineup Music Video — 井上陽水の名曲『夢の中へ』のカバーにのせて新作ソフトを紹介するという企画 — の続編だったからだ
PlayStation®4 Lineup Music Video 「夢の中へ」ft. suis from ヨルシカ
当然 帰宅してから即座に環境を整えてその楽曲『夢の中へ』を聴き始めた
何なのだコレは オーケストラ調の伴奏に合わせてぼくのりりっくのぼうよみが新作ソフトを想起させるフレーズを交えながら華麗に歌い上げる
次々と転換するメロディや新作ソフトを想起させるフレーズは前作からの引き継ぎ要素な訳だが 決して『前作の焼き増し』とは言わせない熱量がそこには感じられる
ヨルシカもといn-bunaが手掛けた前作をわび・さびと表現するのであれば 今作はエレクトリカルパレードである(?)
ぼくのりりっくのぼうよみ未履修の上で『ボーカルが伴奏を殺してる』などと豪語していたオタクがいたがとんでもない むしろコレでいいのだ
良くも悪くもデ◯ズニーに片足突っ込んでるオーケストラ調の伴奏とは裏腹に ボーカル担当はキャリアを手放した気怠げな青年
デ◯ズニーに背を向けたことで今作特有の『味』が生まれたのである(?)
そんなこんなで暇さえあればYouTubeで『夢の中へ たなか』と検索をかけて今作を聴き続ける日々(というか後で見るにでも保存しとけよ自分)
異変が起きたのは2019/12/04
YouTubeから「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)が消えた
簡単に言うと映像に他作品もとい多作品からのトレース疑惑がかかり 世界規模で炎上している中で 火消しのために動画が削除された
映像も割と気に入ってたのでトレースだった事が残念で仕方ないけど それ以上に残念なのはこの世界から「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)が消えたこと
田中秀和に『全身全霊で作りました。』とまで言わしめた楽曲の存在を無かったことにされた それが残念で仕方ない
まぁ消されたとは言っても非公式で動画が再アップされて『楽曲は素晴らしい』といったコメントが寄せられてる訳だけど やっぱり1ファンとしては公式動画の再生数に貢献したかった
あとがき
そんなこんなで10選最後の曲はどこを漁っても公式音源がありません いくらでも払うんで音源化お待ちしております はい エドテン
うぇいくの面影は🐿✋DDで感じんかい
皆様いかがお過ごしでしょうか?くらおじ a.k.a. 青山吉能すこすこ侍です
ぼくがブログを書くというのは某ユニット(以下うぇいく)が解散した際に投稿した割と痛々しいライブレポから実に半年ぶりと言ったところでしょうか
この半年で色んなことがありましたね、新人声優ユニット "DIAL〇GUE+" が結成されたりそのメンバーが次世代声優育成ゲーム "〇UE!" のキャストに起用されたり(名指し)
Twitterを眺めていると何でもDIAL〇GUE+にはうぇいくの面影が感じられるとか
ぼくの頭上には未だクエスチョンマークが浮かんだままですが、FF内外問わずファンの間でその思想が広まっているのは確かです
で、本題
ぼくはうぇいくの特徴を上げる際によく "挫折からのスタート" なんて言葉を使います
あれだけ出鼻を挫かれた少女たちがコツコツと積み重ねてここまでやって来た、そういったドラマ性にぼくを含めて色んなオタクが惹かれたのだと思います
そんな "挫折からのスタート" を完璧に描いた作品に興味ありません?
"Re:ステージ! ドリームデイズ" っていうんですけど
あらすじ
タイトルを見ただけで勘付いたオタクもいると思うんですが、Re:ステージ! ドリームデイズ(以下リステDD)は再びステージへ立とうとする少女たちの奮闘を描く作品です
—— 出木杉,モンペ,ぼっち,etc... 様々な理由でステージを降りた(諦めた)少女たちが何やかんやあってラブラi ... スクールアイドルの大会で優勝を目指す——
タヒぬほど既視感のあるあらすじです、実際ぼくも視聴前は†3話切りの構え† に入ってましたがその中身は似て非なるものでした
以下で詳しく紹介
キャラクター
ロリ!!!!!!!
めっちゃロリ!!!!!!!
Before
After
原作と違ってアニメのキャラデザは全体的に丸っこいですね、心なしか皆んな胸が縮(ry
彼女たちの言動はというとアイドルアニメの例に漏れず癖強ラッシュです、まぁコレさえ見れば大体わかるでしょ
例のシーン【公式】https://nico.ms/so35513188?ref=share_tw_spweb
音楽
リステDDの""本質"" 来たわね
百聞は一見にしかず、まずはSpotifyやAmazon Musicといった音楽配信サブスクサービスで関連楽曲を一曲でも聴いてみることをおすすめします
Re:ステージ!全曲リストby andounatsu
https://open.spotify.com/user/andounatsu/playlist/75gfnCRJXNtP17BSgRi2aa?si=TUvRtJMsTpO35X5mQUL9UQ
『KiRaRe』4thシングル「宣誓センセーション」https://music.amazon.co.jp/albums/B07B3PV75W?ref=dm_sh_RkoOSCWT44H8pmKv9CjxOtLyO
聴いてみて少しでもビビッときたオタク、
リステDDを見ましょう
聴いてみて微塵もビビッとこなかったオタク、
リステDDを見ましょう
ストーリー
リステDDの"""本質""" 来たわね(2回目)
キャラ紹介&勧誘が終わるまでは完全にラブラi ... だと思ってください、あなたの忍耐力が試されます
そこからは怒涛の神曲&神展開ラッシュです、よくここまで耐えました、安らかにタヒね
とはいってもキャラ紹介&勧誘が無駄なわけじゃありません、ラストに向けて"挫折からのスタート" を丁寧に描いてるんですよね
特に第3話で明らかになる本城香澄(さうざんどきるえんじぇる)という子がステージを諦めたキッカケ、コレを踏まえた上で最終話の挿入歌を聴くとエモ散らかすこと間違いなし
ものすごいアバウトなことを言ってますが終盤のネタバレをすると面白さが半減してしまうんですよこのアニメ、TLにネタバレ感想ツイしてるオタクがいたらボコボコにするくらいには()
まぁそれくらい前例のない展開ってことですね、アニメ化が決定した時点で構想を練っていた監督に拍手を送りたい
面影
ここまで読んでくださってるドMの皆さんは思ったことでしょう、このアニメのどこにうぇいくの面影があるんだよって
早々に言ってしまうと"説得力" にあります
歌モノアニメというのは難しいもので、歌に力を入れすぎるとキャラが負けてしまい、キャラ描写に力を入れすぎると今度は歌が負けてしまう
歌とキャラは天秤にかけられているようなもので、それらが釣り合うことで初めて説得力が生まれるんだとぼくは考えています
またもやネタバレになるので詳しいことは言えませんが、リステDDはその点においてぼくに最適解を示してくれました
その最適解により生まれる説得力が限りなくうぇいくに近しいなと、ぼくは思った次第です
まとめ
言葉の結晶で背筋がゾッとするのも、さようならのパレードでボロボロに泣いてしまうのも全て、彼女たちが6年間で積み重ねた"挫折" や"努力" に説得力があるからです
6年の歳月を経た声優ユニットと全12話程度のアニメ、ましてや2次元と3次元を重ね合わせるのも変な話ですが、うぇいくとリステDDに似ている箇所があるのは確かです、確かだよね?(不安)
以上、1オタクの戯言でしたが、うぇいくの面影を必死に追い求めている方々は騙されたと思って人生のうちの数時間をリステDDに捧げてみてはいかがでしょう
ではでは
Re:ステージ! ドリームデイズ♪第1話
ラストティーンと隣の彼
最初で最後
声優ユニット「Wake Up, Girls!」
新参ワグナーの僕が彼女たちのライブに立ち会えるのは今日が最初で最後かもしれない、そう思うと開演前から涙が堪えきれなかった。
今日この時のために数ヶ月前から必死にコールを覚えた、ANIMAXのWUG特集で気分を高めた。
たった一度切りのライブの為に費やした時間の尊さが僕を泣かせようとして来る。
そんな僕に極上の笑顔を届けてくれたのは彼女たちと「隣の彼」だった。
まゆしぃコール
Part.Ⅲの千秋楽である仙台公演が迫っていた某日、僕はWUG専用のTwitterアカウントを作成した。
その時初めて知ったのが「7 Girls War」のまゆしぃコール、何でもPart.Ⅲから爆発的に広まったらしい。
まゆしぃ推しの僕は当然そのコールを真っ先に覚えたのだが、TLで批判的な意見も少なからず観測したため、SSA当日までそのコールを入れるか否かで悩み抜いていた。
そんな時である、SSAのCD物販で配布されていた7GWのコメントカードにて、まゆしぃ当人がそのコールについて言及しているという情報が入ってきた。
批判的な意見もあるかもしれないが当人の気持ちを尊重したい、そう思った僕は当日の7GWでまゆしぃコールを必死に叫んだ。
正直200レベルの客席でそのコールを叫ぶのは僕くらいなもんだと思ってた。
でも僕以外にも叫ぶ人が居たんだよ、隣に。
隣の彼
その隣の人は連番者でも何でも無い、本当にたまたま席が隣になっただけの、僕と同じく初めてWUGを見に来た人だった。
まゆしぃのマフラータオルを首に巻いていたので多分まゆしぃ推しだったんだと思う。
彼がまゆしぃコールを叫んだ瞬間、僕は思わず満面の笑みでそちらを向いてしまった。
僕がライブ中に初めて笑った瞬間である。
その後も2人で仲良く?ペンライトを振り続けた、めちゃくちゃ楽しかった。
でも「言の葉 青葉」が歌われた頃だろうか、隣から嗚咽が聞こえ始めた。
貰い泣きしそうなほどに彼は泣いていたのだ。
その時僕が感じたのは、彼の様に泣けない自分に対する「劣等感」だった。
確かに僕は練習した分、彼よりもコールを上手く入れられるかもしれない。
でも声優ユニット「Wake Up, Girls!」への思いは明らかに彼の方が上だった。
僕はコールに躍起になって「彼女たちを思う」という一番大事なことを忘れていたんだ。
MONACA組曲
その後は劣等感を半ば拭えぬまま彼女たちのパフォーマンスで泣き笑い、いよいよMONACA組曲(4つの新曲)の披露というタイミングで僕はペンライトを消した。
彼女たちの歌を聞き逃さない為に。
彼はそれを真似る様にペンライトを消し、2人で涙を流しながら「海そしてシャッター通り」に耽っていた。
「言葉の結晶」では2人で彼女たちのステージを見守った。
「土曜日のフライト」では2人でサビのクラップを小さく刻んだ。
「さようならのパレード」では2人で彼女たちに拍手を送った。
2人でアンコールもといWake Up, Girls!コールを叫んだ。
彼と言葉は一切交わさない、でも心で通じ合っている気がした。
まっすぐきみの名前を呼ぼう
Wアンコールの末に出てきた彼女たちが持っていたのは手紙だった。
ワグナー宛に初めて送るというその手紙、僕は例の草ペンライトを膝に抱えて泣くための準備をした。
高木美佑の「WUGを見つけてくれてありがとう」という最大限の感謝。
山下七海の「WUGは私の核だ」という揺るがぬ信念。
田中美海の「片山実波」に対する人一倍の思い入れ。
そして吉岡茉祐の「名前を呼んでくれることが嬉しい」という言葉。
この辺りで感情が爆発してしまった僕は、大号泣しながら彼女たちの名前を叫び始めた。
隣の彼も後を追う様に叫んでいた。
正直言ってしまうとまゆしぃ以降のメンバーの手紙の内容はまともに覚えていない、何故って名前を叫ぶことに専念していたから。
手紙の内容はライブBlu-rayを購入すれば何度でも見返せるかもしれない。
でも彼女たちの名前を精一杯叫べるのは、届けられるのはこの一瞬だけだと思ったのだ。
隣の彼はそんな僕にもついて来てくれた、劣等感なんてものはもうそこには存在しない。
僕は彼への感謝の気持ちで涙を流すと同時に「Polaris」で肩組みを提案することを決心した。
結果として肩組みは成功し、最高の終わりを迎えることが出来た。
ワグナーは家族
否、まだ終わっていない。
トリプルアンコール、そんなものがこの世に存在するのかと思いながらも僕は嗚咽まじりに「Wake Up, Girls!」と叫び始めた。
酸欠一歩手前ながらも叫び始めた。
そこには「彼ならついて来てくれる」という確信があった。
直後、隣から「Wake Up, Girls!」という叫びが聞こえて来た。
やっぱりだ、僕の顔はクシャクシャになっていたと思う。
ダブルアンコールまでは僕と彼の叫びはワンテンポズレていた。
でもここに来て、彼は僕のテンポに完全に合わせてきた。
その瞬間「ワグナーは家族」という言葉が何となく頭によぎった。
手紙のせいでもう流す涙なんて残っていないと思っていたのに、僕はまた泣き始めた。
「タチアガレ!」という共通言語
7GWでまゆしぃコールは響かなかった。
言葉の結晶の一斉消灯は成功しなかった。
初めてWUGを見に来た人が多かったが故に上手くいかなかったことは少なからずあったと思う。
でもWake Up, Girls!には「タチアガレ!」がある。
絶えず歌い続けた歌がある。
SSAに来るまでコールを知らなかった人も、トップバッターを飾った曲のコールは脳裏に焼き付いているだろう。
まさに最高のタイミングでの歌い直しである。
僕はまゆしぃの煽りによってテンションがブチ上がり、満面の笑みを浮かべながらコールを叫んだ。
コールに熱中しすぎて隣の彼の顔は確認できなかったけれど、多分彼も笑っていたと思う。
ラストティーン
19歳の誕生日を迎えた後、たった数ヶ月追いかけて来た「Wake Up, Girls!」というコンテンツ。
このコンテンツに出会えて本当に良かったなと思いながら、僕は彼女たちを見送った。
隣の彼とお話ししてみたかったけれど、終電が迫っていたので肩組みへの感謝だけ伝えて僕はSSAを後にした。
19禁のものなんて殆ど存在しないしお酒だって飲めない、ラストティーンを楽しむのって割と難しいことだと思う。
でも僕は声優ユニット「Wake Up, Girls!」の解散に立ち会えて、ワグナーは家族だってことを実感できて、「ラストティーンを楽しめた」って確信できる。
僕はなんて幸せ者なんだろうか。
感情のままに書き殴ったけれど、最後はやっぱりこの言葉で締めたい。
WUG最高!!!!!!!