2019年楽曲10選

皆さん如何お過ごしでしょうか  くらおじです

本日は流行りに乗って  2019年楽曲10選といふものを、​おじもしてみむとてするなり。

しかし普通に10曲紹介していくと  ぼくの文章力では †おもんなさ此処に極まれり† なので  若干のクイズ形式にしてみました

以下のサブタイ一覧からどの曲が来るのか予想してみてね

予想してみました?

では早速  順々に紹介していきましょう

 

 

 

 

 

 

 

⑴ ブッツッカーツクツクダーツク

KMNZ - OPENING

作詞:C. Yaca  作曲:YACA IN DA HOUSE


OPENING / KMNZ #KMNVERSE

(※筆者は自他共に認めるVtuberニワカですが 当文章に関して筆者は一切の責任を負いません)

TLで誰かが紹介してたので聴いてみたらどハマりしちゃったヤツ

KMNZ(けものず)を知らない人たちに説明しておくと何かVtuberみたいなヤツですね(※)

個人的にVtuberって話題曲のカバーしてるか有名な作家たちから楽曲提供を受けてる印象が強かったんですけど(※)

彼女たちは一部楽曲の作詞を担当するくらい音楽への造詣が深いっぽい(というかラップができる時点で明らかに上級者)

軽く説明を交えたとこで楽曲に触れていくと 本楽曲は彼女たちの最新盤 "KMNVERSE" にて一曲目として収録されてます  つまり初手ブッツッカーツクツクダーツク

ブッツッカーツクツクダーツクだけ聴いて再生停止しようとしてる其処のオタク  少し待ってほしい

イントロはこんなおふざけ全開みたいな感じだけど 0:21 くらいから本気出してくるので

そんな感じにKMNZのかわいさとカッコよさをフルに発揮してくる1曲目

 


シュガーソングとビターステップ

DISH// - ビリビリ☆ルールブック

作詞・作曲:田淵智也


DISH// 『ビリビリ☆ルールブック』MUSIC VIDEO TEASER

全宇宙が『シュガーソングとビターステップのパクリじゃん笑』と指摘することで有名な本楽曲

実際シュガーソングとビターステップの二番煎じという事で駄曲認定してる人間はかなり居そう

けどコレって本当に二番煎じなんでしょうか?

確かにメロディは似てますよね  田淵がお偉いさんに『シュガーソングとビターステップみたいな曲作ってよ笑』って言われたことは容易に想像できます

ただボーカルが違うんですよ

UNISON SQUARE GARDENのボーカルが最早ベテランの域に入ってる斎藤宏介1人なのに対して  DISH// はピッチピチの20代4人がボーカルを務めてます

大学生のカラオケを想像すると分かりやすいですかね

大学生4人がカラオケで一緒にシュガーソングとビターステップを歌うとどうなるかというと  すごいワチャワチャするんですよね

そんな感じに2曲の間で社交パーティと乱行パーティくらいの棲み分けがされてるのでビリビリ☆はシュガーソングの二番煎じではない(Q.E.D.

 


⑶ ラララ Love & Joy

姫坂乃愛 (鬼頭明里) - アタシ カワイイ 宣言!!!

作詞・作曲:法戸祐樹


「私に天使が舞い降りた!」キャラクターソングアルバム 全曲紹介クロスフェード映像!! (1:13~)

Yuki Kimura の Love & Joy って曲覚えてる人います? 歌手名とタイトルでピンと来なくてもようつべで検索かければ聴き覚えのある奴が出てくると思う

で本題なんだけども  この曲めっちゃソレに似てません? いや似てるんだよ(断言)

本楽曲 普通に姫坂乃愛 (鬼頭明里) のキャラソンとしてめちゃくちゃ出来がいいんだけど 聴くたびに Love & Joy が頭をよぎって顔がヤバくなるんですよね

まぁお前の言ってることサッパリわかンねぇよという人たちも是非聴いてみてください

 


⑷ おはよう世界

BURNOUT SYNDROMES - Good Morning World!

作詞・作曲:熊谷和海  編曲:いしわたり淳治 & BURNOUT SYNDROMES

TVアニメ『Dr. STONE』第1クールOPテーマ


BURNOUT SYNDROMES 『Good Morning World!』Music Video(TVアニメ「Dr.STONE」オープニングテーマ)

 


—— 言葉は不要か ——

 


尺が余ったのでBURNOUT SYNDROMESのヨロコビノウタを語ろうかな(?)

 

ヨロコビノウタ

ヨロコビノウタ

  • provided courtesy of iTunes

 

BURNOUT SYNDROMESの曲といえば?』と問われた時 皆さんは何て答えます? ぼくは2018年のアルバム "檸檬" に収録されたヨロコビノウタって答えますね

本楽曲 タイトルから何となくわかる通り "歓喜の歌" のオマージュ曲です

歓喜の歌のメロディを大胆にアレンジした伴奏をもとに展開される歌唱は圧巻の一言

歌詞自体も原曲のイメージに合わせて "生命の誕生" という壮大なコンセプトになってます

当然ながらサブスクにあるので  Dr. STONEやハイキュー!!から BURNOUT SYNDROMES に興味が湧いてきた人は聴いてみてねん


⑸ おしゃべりクソメガネの女体化

スピラ・スピカ - リライズ

作詞:幹葉  作曲:鈴木静那

配信アニメ『ガンダム ビルドダイバーズ Re:RISE』OPテーマ


スピラ・スピカ MV 『リライズ』

アニソン界のおしゃべりクソメガネ オーイシマサヨシの女体化として知られる幹葉(みきは)をボーカルに据えたバンド "スピラ・スピカ" のタイアップ曲

タイアップ先はというと ガンダム ビルドファイターズから始まった "ビルドシリーズ" の最新作にして初の YouTube 配信作である『ガンダム ビルドダイバーズ Re:RISE』(以下 GBDR)

本楽曲の歌詞はGBDRの主人公視点で考えられてる訳だけど 主人公の一人称が『俺』なのに対して本楽曲は一人称が『僕』で統一されてるんです

コレは作詞担当である幹葉のヘマとかそういうのじゃなくて 一人称を『僕』にする事で幹葉が有する優しい声を際立たせると同時に  主人公が持つ『弱さ』を別ベクトルで表現した結果なんですよね  僕っ子ダイスキ。

という事で歌詞に注目してほしい一曲

 


⑹ 今世紀ベストタイアップ

KANA-BOON - ハグルマ

作詞・作曲:谷口鮪 編曲:KANA-BOON

TVアニメ『からくりサーカス』第2クールOPテーマ


KANA-BOON 『ハグルマ』Music Video(short ver.)

一世を風靡 "した" バンド  KANA-BOONによる起死回生の一曲

ここ暫くのKANA-BOONお利口な ロックから距離を置いた曲を連発しての落ちぶれ具合が顕著でした

方向性をミスってファンを激減させるってのは邦ロックで良くあること

そんな中での本楽曲  キメキメのギターリフに対抗せんとばかりに鳴り響くストリングスや終始暴れまくりのドラム  地響きと聴きまごうベース

『俺らがやりたいのやっぱコレだわ!笑』と言わんばかりの生命力に満ち溢れたロックな演奏は非常に心地よいです

更に注目すべきはその歌詞


ラッパが鳴れば着火 様々

待った無しの物語

発車バラバラ 滑車ガラガラ

真っ赤な過去が追いかける

(※赤字緑字は韻を踏んでいる箇所)

 
無駄のないフレーズと止まない押韻

オマケにサビのワンフレーズ『咲かすか 枯らすか』には  タイアップ先に因んで『サーカスが カラスが』というダブルミーニングが潜んでるんですよ  無敵か?

邦ロックのアニメタイアップといえば  原作を1巻だけ読んで考えたであろうアバウトな歌詞が目立つと思うんですけど  作詞を務める谷口はからくりサーカスの大ファンということで  原作の詳細な情景を想起させるフレーズを溢れんばかりに歌詞へ詰め込んでるんですよね  無敵か?

そんなこんなでタイアップ曲のお手本として教科書に載せられるレベルの1曲です

 


⑺ 発動

Superfly - 覚醒

作詞・作曲:越智志帆

劇場アニメ『プロメア』挿入歌


Kakusei

 


発動と覚醒って似てるよね(?)

 


それを言いたかっただけじゃなくて普通にお勧めの一曲です

この曲  広川恵一 (MONACA) イズムを感じるんですよ個人的に

静寂に重きを置いて音数を限りなく減らす  かと言ってショボい伴奏になるわけではなく 1つ1つの音が激しく主張し合うという  大好物ですこういうの

特にサビ頭に来るドラムの一打

『ド゛ゴ゛ォ゛ン゛(゛音゛割゛れ゛)゛』

は主役を張れそうな勢い  越智さんとドラムによるツインボーカル曲だろ(?)

アニソン界にもatsuk◯やM◯RiAといったイケボを有する女性はいるけれど  やっぱり邦楽の最前線で鍛え上げた越智さんのイケボは唯一無二だなと感じさせられる楽曲でした

最後にタイアップ先の話になるんですけど  男性オタクたちプロメア観てなさすぎじゃない?

ファンの大半が女性だから勘違いしてるかもだけどBLモノじゃなく普通にTRIGGER製作の おバカ アツい作品ですよ

音楽面で言えば Superfly が手掛ける2曲だけじゃなく澤野弘之による劇伴もつよい

まぁ食わず嫌いする前に一度予告編を観てみて下さい


映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

 


⑻ 多国籍MONACA

ALI - Wild Side

作詞:Jua・Leo  作曲:ALI

TVアニメ『BEASTARS』OPテーマ


TVアニメ「BEASTARS」ノンクレジット OP

広川恵一すこすこ侍として知られているぼくですがコレばっかりは仕方ない  OPの方に軍配が上がる

"ALI"って歌手名だけ見るとLiSAやASCAといった女性シンガーが頭に浮かぶと思うけどバリバリの男性集団です  オマケに多国籍で皆んな日本語ペラペラ

んで本楽曲の特徴としてはやはり伴奏とボーカルの『ミスマッチ感』

菅野よう子の Tank! とかを聴いたことある人なら分かってくれると思うんですけど  本楽曲のJazzyな伴奏は明らかに令和元年のソレでは無い古めかしい印象を与えてくる

そんな古めかしい伴奏に日本語と英語の入り混じった気怠げなラップをぶち込んじゃう  無敵か?

これアレじゃね?音楽性の違うアーティストたちが徒党を組んでる感じじゃね?ということでこのサブタイにしました(おもいっきし釣りでごめんね☆)

 


⑼ 隙をみて Dash

ちく☆たむ - 恋する動物園

作詞・作曲:40mP


ちく☆たむ(築田行子&田村響華)- 『ハイパートライ!』ダイジェスト映像 (0:00~)

けものフレンズ2でおなじみ  PPP(ぺぱぷ)から 脱走 派生したユニット "ちく☆たむ" による東武動物公園とのタイアップ曲

作詞・作曲はイナメトオルでおなじみ40mP

令和元年になっても中学時代に推していたボカロP手掛ける最新曲が聴けるというのは感゙謝゙という他ないですね

んで本楽曲  注目すべきはその古臭さ

今の40mPであればもっとオシャンティな曲を繰り出すことが出来るはずなんですが  本楽曲では明らかに作曲力(さっきょくちから)を抑えてます  オレでなきゃ見逃しちゃうね

東武動物公園といえば客の大半を占めるのはジジババや子連れということで  オシャンティな曲よりもこういった音数の少ない懐メロの方が需要あると踏んだんでしょうね

若干チープゆえに漂う哀愁がクセになる そんな楽曲

 


⑽ 夢の中へ

「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ

 


田中秀和の一言を機に議論が繰り広げられた2019/11/29の日中

あるものは秀さんのグラビア写真集発売だといい  あるものは秀和のソロデビューだといった  そしてその答えは...


そう  楽曲提供の告知

グラビア写真集発売でもソロデビューでもなかった

しかしぼくにとってはソレはかなり嬉しい知らせだった  何故ってその告知は以前無限リピしていたPS4® Lineup Music Video — 井上陽水の名曲『夢の中へ』のカバーにのせて新作ソフトを紹介するという企画 — の続編だったからだ


PlayStation®4 Lineup Music Video 「夢の中へ」ft. suis from ヨルシカ

当然  帰宅してから即座に環境を整えてその楽曲『夢の中へ』を聴き始めた

何なのだコレは  オーケストラ調の伴奏に合わせてぼくのりりっくのぼうよみが新作ソフトを想起させるフレーズを交えながら華麗に歌い上げる

次々と転換するメロディや新作ソフトを想起させるフレーズは前作からの引き継ぎ要素な訳だが  決して『前作の焼き増し』とは言わせない熱量がそこには感じられる

ヨルシカもといn-bunaが手掛けた前作をわび・さびと表現するのであれば  今作はエレクトリカルパレードである(?)

ぼくのりりっくのぼうよみ未履修の上で『ボーカルが伴奏を殺してる』などと豪語していたオタクがいたがとんでもない  むしろコレでいいのだ

良くも悪くもデ◯ズニーに片足突っ込んでるオーケストラ調の伴奏とは裏腹に  ボーカル担当はキャリアを手放した気怠げな青年

デ◯ズニーに背を向けたことで今作特有の『味』が生まれたのである(?)

そんなこんなで暇さえあればYouTubeで『夢の中へ たなか』と検索をかけて今作を聴き続ける日々(というか後で見るにでも保存しとけよ自分)

異変が起きたのは2019/12/04

YouTubeから「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)が消えた

簡単に言うと映像に他作品もとい多作品からのトレース疑惑がかかり  世界規模で炎上している中で  火消しのために動画が削除された

映像も割と気に入ってたのでトレースだった事が残念で仕方ないけど  それ以上に残念なのはこの世界から「夢の中へ」Winter Mix ft たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)が消えたこと

田中秀和に『全身全霊で作りました。』とまで言わしめた楽曲の存在を無かったことにされた  それが残念で仕方ない

まぁ消されたとは言っても非公式で動画が再アップされて『楽曲は素晴らしい』といったコメントが寄せられてる訳だけど  やっぱり1ファンとしては公式動画の再生数に貢献したかった

 

あとがき

そんなこんなで10選最後の曲はどこを漁っても公式音源がありません  いくらでも払うんで音源化お待ちしております  はい  エドテン